ご挨拶



 誠心会大菅病院は地域に根付いた 「一般急性期病院」として、昭和27年の開設以来60年以上にわたり皆様からの応援を頂きながら発展してきました。現在は整形外科・外科・内科を中心に24時間体制の外来診療を提供し、毎年1500台以上の救急車を応需しています。嬉しくも平成27年度は長年の救急医療の実績が認められ、「救急医療功労者 団体」で愛知県知事表彰を頂くことができました。
 入院診療は一般病床48床で整形外科,消化器外科手術を中心に年間280件以上の手術を行っています。整形外科の手術が最も多く、高齢者の転倒などが原因でおきる大腿骨骨折に対する手術などがポピュラーなものです。また消化器外科領域の胃癌や大腸癌などの悪性手術や鼠径ヘルニアや内痔核などの根治術も積極的に行っています。このような術後の患者さんには急性期リハビリテーションを積極的に提供し、 早期退院とADLの改善を図っています。さらに、退院後も併設している通所・訪問リハビリテーションや居宅介護支援センターなどを活用していただくことができます。このように救急の受け入れから手術や治療、そしてその後のリハビリテーション治療までトータルで治療を提供できることが当院の特色です。
 今後も近隣の高度急性期病院 ・療養型病院 ・診療所 ・介護施設などと綿密な連携をとりあって外科系急性期病院として地域医療に貢献してゆく決意であります。
 どうか地域の皆様、また医療機関の皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。


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平成28年1月吉日



大菅病院 三輪高也